メタボリックシンドロームについて
昨今の健康ブームの流れに乗って、世間を席巻している『メタボリックシンドローム』という言葉。テレビCMや週刊誌、電車の中吊り広告や病院のポスター、 さらにはお笑い番組のネタとして……。では、このメタボリックシンドロームとは、一体どのようなものなのでしょうか?
メタボリックシンドロームとは、心筋梗塞や脳梗塞(脳卒中)などの動脈硬化性疾患の危険性を高める「複合型リスク症候群」のことで、「内臓脂肪症候群/マルチプルリスクファクター症候群」ともいいます。主な起因とされるのが「運動不足、暴飲暴食、ストレス、喫煙」といった生活習慣の乱れ。 我が国の40歳以上74歳未満の男性では約半数、女性では約2割がメタボリックシンドロームの疑いがあるとされています(厚生労働省:平成16年国民健康・栄養調査結果の概要より)。
メタボリックシンドロームの疑いがあるとされる割合
| メタボリックシンドロームの 疑いがあるとされる割合 |
男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 総数 | 45.6% | 16.7% |
| 20代 | 17.8% | - |
| 30代 | 21.0% | 2.9% |
| 40代 | 42.4% | 12.6% |
| 50代 | 49.9% | 13.8% |
| 60代 | 53.6% | 24.2% |
| 70歳以上 | 55.3% | 30.3% |
| (再掲) 40歳~74歳 | 51.7% | 19.6% |
(厚生労働省:平成16年国民健康・栄養調査結果の概要より)
メタボリックシンドロームの診断基準
我が国では、体重やBMI※のいかんを問わず「内臓脂肪」がメタボ必須基準項目となります。
※BMI(ボディ・マス・インデックス)…
身長からみた体重の割合を示す体格指数(外見的な肥満度を判定する)のこと。
【体重(kg)÷身長(m)²】
の計算式で算出します。
まずは、どの程度の内臓脂肪が蓄積しているのか腹囲(ウエストサイズ)を測ってみましょう。
男性で85cm以上、女性で90cm以上であれば、メタボリックシンドロームの基準値を満たしていることになり (内臓脂肪面積100cm2に相当)、さらに以下2項目以上に当てはまる場合は「メタボリックシンドローム」と診断されます。
・血清脂質
中性脂肪値が150mg/dl以上、HDLコレステロール値が40mg/dl未満のいずれか、
またはその両方に当てはまる。
・血糖
空腹時血糖値が110mg/dl以上。
・血圧
(最高)収縮期血圧が130mmHg以上か、(最低)拡張期血圧が85mmHg以上のいずれか、
またはその両方に当てはまる。
血清脂質、血糖値、血圧が高い場合、それぞれ「高脂血症」、「高血糖(糖尿病)」、「高血圧」と診断されます。 メタボリックシンドロームの診断基準を満たしていない方でも、それらの複数で数値が高い場合「メタボリックシンドローム予備軍」 となり、生活習慣の改善が求められます。
◆ウエストが一定の基準を超えている(男性:85cm以上、女性:90cm以上)
◆「高脂血症」「高血糖(糖尿病)」「高血圧」のうち2つ以上に当てはまる
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メタボリックシンドローム
※この状態のまま放っておくと、心筋梗塞や脳梗塞(脳卒中)
などの動脈硬化性疾患を引き起こすリスクが高まります。



